初恋って

小学校から大学までの卒業式もほとんど終わり、旅立ちのロードも保育園の卒園と移ってきました。

卒園のアレンジをつくっている時は、幼稚園に通っていたころをイメージして。

まだ猿に近いころで、何コマかしか想い出せないほど遠い昔ですが、覚えているのは好きだった女の子の名前。

人の名前もよく忘れるようになりましたが、いつまでたっても忘れない、ちょっと珍しい名前の女の子。

いつも隣に座って、そのころでも、自分とは育ちがちがって上品やなぁ。なんて感じてたのを覚えています。

卒園を迎える前に、引っ越していって、とても悲しかったのを覚えています。

今では、いいおばさんになっておられるんだろうな？元気にしておられるかな？

なんて考えながら、花をつくっています。

これからは、移動や退職の送別のお花の一週間。

どんなドラマが待っているのでしょう。そして、いろんなことを想い出すでしょう。

最後の直線、キレる脚は無くなるかもしれないですが、まっすぐと丁寧に花をつくらせていただいて、ゴールを迎えたいです♪

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店の前に砂浜が

開けっ放しのドアから、ざざざ～っ。ざざざっ。

と、季節外れの波の音が。

心地よい音ではなく、ちょっと耳障りな波。

そう、小石がタイヤではじかれる音なのです。

アスファルトが削れて、なぜか最近どんどん道の端に小石がたまってます。

店を閉める時に掃いてると、ちりとりにずっしりとした重みが。

以前夜中に走っていた、ごみを食べるモンスターの車を、

最近は見かけないような気が」します。

昔、バイクで信号待ちしていると、横に並んだ時に水をぶっかけられた嫌なやつでしたが、

でっかいブラシをグングン回しながら、

吸いまくる口でゴミを食べつくすモンスターの登場を待っています。

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皮の楽しみ

昨日、季節はずれの葡萄を食べた。

葡萄って夏から秋のイメージだったのですが、冬の終わりの葡萄もまたよし。

果汁を口の中いっぱいに溢れさせている時の幸せは、生きててよかったって思える瞬間のひとつ。

しかしそんな時、ふと感じたこと。

いつからか、葡萄を皮ごと食べている。


たいがいの果物は、皮を剥いて食べるので育ってきましたが、りんごも皮といっしょに食べるのがおいしいし、この葡萄にいたっては、手で皮を剥いて果汁が落ちるのが残念だったのでしょうか。

口の中で皮を破って、おいしさを全部いただけて、最後に残る皮の食感もまたいいもので。

そういや、魚の皮も年を重ねるにつれ、おいしくなってきました。


まだまだ、無造作に皮を剥いて食べてしまっている、バナナやキウイの皮も、もしかしておいしいと感じられるようになっているのかもしれん。

そんなこと考えてる冬の終わりなのでした♪


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